Current Article:

オーダースーツはどう着こなす?ジャケットやアイテムの使い方を解説!

オーダースーツはどう着こなす?ジャケットやアイテムの使い方を解説!
Categories 着こなし

オーダースーツはどう着こなす?ジャケットやアイテムの使い方を解説!

オーダースーツは自分のこだわりを詰められるおしゃれアイテム。しかし、どのような仕上がりにすればいいのかわからないという人もいるでしょう。

この記事では、オーダースーツの着こなし方法について解説します。最後におしゃれな着こなし例についても紹介するので、ビシッとスーツで決めて好印象を与えたい方は、ぜひチェックしてください。

オーダースーツが与える印象

最初に、オーダースーツが与える印象について解説します。以下のような印象を与えたい人は、ぜひオーダースーツを着用しましょう。

仕事ができる印象

高品質で上品なスーツは、仕事ができるという印象を与えます。特にグレーのスーツは知的でビジネスの場にぴったりです。

仕事ができるという印象からさまざまな仕事を任される可能性もあるので、昇進・成長したい人はぜひグレースーツを着用してください。

落ち着いた印象

スーツは質や素材によって、落ち着いた印象を与えます。グレーやブラック、ネイビーは大人っぽい印象になり、落ち着きや余裕のある人とみなされやすいです。

たとえば大人っぽく見られたいときや、威厳を感じさせたいときなどは、重厚感のあるグレーのスーツがおすすめといえるでしょう。

おしゃれな印象

ビジネス向けのスーツは個性を出しにくく、特にブラックやネイビーなどの定番カラーは多くの人と同じようなデザインになりがちです。

しかしオーダースーツであれば、個性を出しつつ、おしゃれな印象を演出できます。ジャケットや小物の組み合わせを工夫すると、より自分だけのオリジナルな着こなしを作れるでしょう。

ジャケットを着分ける重要性

ジャケットは形や枚数によって、印象やTPOを左右します。ここでは、ジャケットを着わける重要性について解説します。

シーンや目的に見合ったジャケットを着分けて、おしゃれなビジネスマンを目指しましょう。

シングルブレスト

シングルブレストとはスーツジャケットの中でも主流なスタイルです。これを着用することで、シンプルかつスマートな印象を与えます。構造は、フロントの重なっている部分が少なく、ボタンが1列になっているものが一般的です。

年齢を問わず、多くの人にとってなじみやすいジャケットと言えるでしょう。

ダブルブレスト

ダブルブレストとは、フロントの重なり合う布面積が多く、ボタンが2列になっているジャケットです。重厚感があり、威厳や風格を感じられるデザインで、貫禄を出したいときにおすすめとされています。

ただし、20代など若い世代の人にはあまり似合わない場合もあるので、年齢を考慮する必要があるでしょう。

ツーピース

ツーピースとは、ジャケットとパンツの2つのピースを意味します。ビジネススーツとして定番のスタイルで、コーディネートしやすい・あらゆるシーンで使いやすいという特徴があります。

スリーピース

スリーピースはジャケットとパンツに、ジレというベストが加わった3つのピースのスタイルです。ジレが加わることで重厚感が深まり、クラシックな印象を与えます。

オーダースーツの印象を左右するポイント

オーダースーツは主に上記の4種類しかないからこそ、ポイントを押さえて理想の印象を作り出すことが大切です。

ここでは、オーダースーツの印象を左右するポイントと印象が変わる理由について5つ紹介します。スーツ選びの参考にしてください。

生地の色や柄

生地の色や柄はスーツの印象を大きく左右するので、目的や与えたい印象を決めてから選ぶことをおすすめします。

生地の色が濃くなるほどフォーマルに向いているので、フォーマルな場のスーツを選ぶ際はブラックがいいでしょう。また、無地になるほど落ち着いた印象になり、フォーマルなシーンに向いています。

反対に、色が明るくチェックやストライプの柄が大きいスーツはカジュアルな印象を与えるので、個性を出したいときなどに選ぶと効果的です。

下襟

スーツの襟は上下で呼び名がわかれており、襟の大きさや形によって印象が左右されます。

下襟(ラペル)の上部が下向き斜めになっているデザインは普段使いに向いており、上向きのものは華やかなシーンに向いています。

ビジネスシーンで使うかパーティーで使うかなど、目的に応じて下襟のデザインを選びましょう。

ベント

ベントとは、ジャケットの背面にある裾の切れ目です。ビジネスにおいては、中央に1本の切れ目が入った「センターベント」が主流ですが、両サイドに切れ目がある「サイドベンツ」もあります。

サイドベンツの方がクラシックな印象を与え、身体が大きな人でも無理なく着やすいというメリットがあります。

胸ポケット

多くのビジネススーツには左側に胸ポケットが付いており、その形によって個性を出せます。

一ウェルトポケットと呼ばれる、箱型の当て布を縫い付けているものが主流です。他にも「バルカポケット」と呼ばれる船底の形に似ているポケットもあります。

腰ポケット

スーツジャケットには、胸ポケットの他に腰ポケットが付いているケースが多いです。たいていの場合は外側からは見えないようにジャケットの内側に縫い付けられている「セットインポケット」が主流です。

ビジネスシーンはセットインポケットが原則で、外側から見える「パッチポケット」は控えた方がいいでしょう。また、原則として腰ポケットはシルエットが崩れないように、物を入れすぎないように作られています。

こなれ感をアップさせるポイント

スーツはジャケットの他に、さまざまなアイテムを合わせるとこなれ感をアップさせられます。ここではこなれ感をアップさせるポイントについて4つ紹介します。

シャツのサイズ

どれだけおしゃれなスーツでも、シャツのサイズ感がぴったりでなければ台無しになってしまいます。

首回りはぶかぶかでないか、窮屈でないかという点や、袖口がほどよくジャケットから見えているかという点などを確認しましょう。袖口はジャケットから1センチほど見えている程度がちょうどいいです。

ネクタイ

ネクタイはスーツで個性を出すアイテムとして重要です。しかし、柄物や派手な色のネクタイはジャケットと合わせるのが難しく、最初は無地や落ち着いた色のものがおすすめです。

ネクタイ単体で選ばず、ジャケットやシャツと合わせてバランスを確認しましょう。個性を出したいときは、季節感にあった色付きのネクタイを選ぶことをおすすめします。

靴はスーツ全体との統一感がポイントです。スーツに合わせる靴は、明るさを統一させましょう。黒や濃紺のスーツには黒い靴、明るいグレーやネイビーのスーツにはブラウンの靴など、全体のトーンを合わせることを心がけてください。

小物類

スーツにはベルトやネクタイピン、ポケットチーフなどの小物を使うことで個性やおしゃれ感を演出できます。

小物類は華やかさを手軽に追加できますが、色味や数に注意しなければ、悪目立ちするリスクもある点は意識しましょう。白やシルバーなどシンプルな色のアイテムでも、十分こなれ感を演出できます。

おしゃれな着こなし例

ここまでオーダースーツのおしゃれな着こなしについて解説しました。最後に、おしゃれな着こなし例についていくつか例を挙げます。

以下のような着こなしは、おしゃれでこなれ感をアップできるでしょう。

  • ブルー系ジャケット×ホワイトシャツ
  • グレージャケット×ブラウンストライプシャツ
  • ブラウンジャケット×ホワイトシャツ×ホワイトポケットチーフ

定番のカラーリング以外にも、同系色や反対の色などでも、バランスよく取り入れると統一感のあるおしゃれなスタイルになります。

自分だけで着こなしを決めるのが難しい場合は、オーダースーツの専門店へ行き、相談することもおすすめです。

まとめ

この記事では、オーダースーツの着こなし方法について解説しました。ジャケットの形だけでなく、シャツのサイズ感や小物の使い方などでこなれ感をアップできます。

おしゃれなオーダースーツのポイントを押さえて、全体的にバランスのいいおしゃれな着こなしを目指しましょう。

オーダースーツ着用イメージ 

オーダースーツの銀座英國屋

銀座英國屋は創業より約80年、信頼を得られる装いを提案してきました。フルオーダースーツのテーラーとして、ご注文着数は世界トップクラス。映画やドラマの衣装にも選ばれております。

冬のパーティーで差がつくスーツの着こなし術とは? Prev 冬のパーティーで差がつくスーツの着こなし術とは?